なぜ今、業務整理が必要なのか?業務整理後、どうデータを活用すれば成果につながるのか?
前回からスタートした、業務改善・DX・AI活用のヒントをお届けするメルマガ。
今回は、業務整理の必要性とその後の活用法についてお話しします!
突然の退職…それは、どの企業にも起こりうる出来事
【実例】勤怠集計の属人化による問題
属人化された業務が引き継がれず、結果として業務効率やデータの信頼性が損なわれるケースは少なくありません。
業務の「見える化」が進んでいないと、ミスの温床となるだけでなく、改善やデータ活用の妨げにもなります。
今回は、実際にあった勤怠集計業務のトラブルをもとに、業務整理の必要性とデータ活用のヒントをご紹介します。
ある中小企業では、勤怠データの集計業務を一人のExcelの達人が担当していました。
しかし、その職員が突然退職することに…
後任の担当者はExcelマクロの使用経験がなく、前任者が作成した複雑なマクロを理解できないまま、日々の業務を続けることに
問題の発生 ⚠️
ある日、勤怠データを集計する際にエラーが発生しました。しかし、後任者はその原因を特定できず、やむを得ず直接Excelのセルにデータを手動で修正しました。この対応はその後も続き、エラーのたびに無理やりデータを修正する状況が続いています。
結果としての影響 📉
- 集計結果の信頼性が低下
- 手作業によるミスの増加
- 属人化による業務の停滞
このような属人化を防ぐには、以下の2つが重要です。
✅ 業務をデータ化すること 作業手順やルールを明文化し、誰が見ても分かる状態にする
✅ 情報をチームで共有すること 特定の人に依存せず、誰でも対応できる体制をつくる
次回は、「業務整理ってなに?」のテーマで業務整理の項目についてお伝えします!
ProcessPathのご紹介

ProcessPath(プロセスパス)は、業務の見える化から改善まで、生成AIと一緒に進められるSaaSツールです。
- 業務を属人化させずに整理したい
- 課題を“感覚”でなく“構造”で把握したい
- 継続的な業務改善に取り組みたい
そんな企業にこそ使ってほしい、業務改善の「型」を「仕組み」に変えるツールです。